●サカサクラゲ
エフィラ
プラヌロイド

エイレネクラゲのポリプ(Eirene menoni?)

飼いやすいポリプです。猛烈に増殖します。クラゲも出ます。 エイレネクラゲのポリプ
シャーレいっぱいの幸せ。


エイレネクラゲ
ちなみにメデューサはこんなかんじ。


正体不明のポリプふたたび

以前にもハリモグラポリプとして紹介したクラゲと多分同じ種類のクラゲです。
今回の観察で、エイレネクラゲとほぼ同定できました。ポリプと、美しい写真を提供いただきましたなまねこ様に感謝いたします。
ヒドロクラゲのポリプの中でも繁殖力が強く、シャーレでもポリプ水槽でもあっという間にびっしり殖えます。
ポリプはヒドロ虫類の典型的なタイプで、淡水のヒドラに似た「ヒドロ虫」が「ヒドロ根」を足元から伸ばして、その途中に新しいヒドロ虫を出芽していきます。植物のタケやシバみたいな「地下茎をもつヒドラ」をイメージしていただければ。見た目も芝生のようです。
メデューサはご覧のとおり透明感のある繊細なクラゲ。2センチメートルに満たないサイズで成熟します。

ポリプの飼いかたはミズクラゲと同じ

販売はヒドロ根でつながった数個体をお送りしますので、シャーレに出して定着するまで動かさないようにしていれば数日でシャーレの底に張り付いてくれます。
後は飼育方法はミズクラゲのポリプと同じ。水洗いした孵化直後のブラインシュリンプを与えて、海水を交換するだけ。

ポリプ育成用水槽もオススメ

当店考案の「ポリプ育成用水槽」との相性もバツグン!最初から少量のポリプを水槽に投入すると「どこにいっちゃうかわからない」ので、シャーレにサンゴ粒や小さな貝殻を入れておき、付着するのを待ちます。付着したらポリプ水槽へ。一日に1回、これも洗ったブラインシュリンプを与え続けるだけで水槽中にびっしり(サンゴ粒の間にも)増殖してくれます。

最大のイベントは「クラゲ出芽」

クラゲはある日突然、出ます。おそらく水温変換がきっかけになるはずです。ヒドロ根からヒドロ虫とは違う「なにか」が出てきたと思うと、やがて小さな風船のようなコブに発達し、拍動を始めたと思うと小さなクラゲとして遊離します。このサイズ0.5ミリメートルぐらい。実際にはこの経過を観察するよりも、気がついたらクラゲが出てた!ということが多いんですけどね。出るときは一斉に、うじゃうじゃ出ます。

微小クラゲのコツ

以前のハリモグラポリプでも紹介しましたが、1ミリメートル以下の小さなクラゲは最初の数日だけが肝心で、できるだけ小さい孵化直後のブラインシュリンプを大量に与えて、一時間ほど放置したあとでクラゲだけを別の容器に移す方法をとります。もっと小さな餌、たとえばシオミズツボワムシなどが手に入れば理想的なのですが、いまのところブラインシュリンプが一番手頃な餌のようです。
2ミリメートルを超えるところまできたら、あとはミズクラゲと同じように。あまり過密に飼うと長い触手が絡みあってしまう事故が起こります。たいていいつの間にか解けるようですが、あまり複雑に絡んでしまっていたら切ってあげたほうがいいかも。触手は再生します。

エイレネクラゲの分類と見分け方

エイレネクラゲは、ヒドロクラゲの仲間で、軟クラゲ目Leptmedusae、マツバクラゲ科に属します。
胃腔の上に寒天質の口柄支持柄がよく発達しています。
一番よく似たマツバクラゲとは、傘の中心から縁に向かって伸びる放射管が通常4本であること(マツバクラゲは6本)、ギヤマンクラゲとは傘の縁の触手の間にある平衡胞を顕微鏡などで観察すると中の平衡石が1個だけであること(ギヤマンクラゲでは多数)で見分けがつきます。

とにかく、飼って見てほしい

ヒドロクラゲの仲間って、いままでペットとしては流通したことがほとんどありません。この先もショップで売られるようなことはないかも。
この場で小さなクラゲの魅力を伝えるのは難しいと思うのですが、一度手元に置けばきっと他では得られない経験と興奮をもたらしてくれます。

品番 品名 価格(税込) 出荷状態
P-005 エイレネクラゲポリプ生体のみ \1,000(送料別)
P-015 エイレネクラゲポリプ+飼育セット \2,500(送料別)
P-025 エイレネクラゲポリプ+飼育セット+ポリプ水槽自作キット \2,800(送料別)
P-125 エイレネクラゲポリプ+飼育セット+ポリプ水槽完成品セット \3,700(送料別)

・ヒドロ虫を数個体含むコロニー(ヒドロ根でつながったひとかたまり)をお送りします。
・セット内容については、ポリプ水槽のページをご覧ください。
・クラゲの飼育は、特に水槽を用意しなくてもコップで飼えるサイズです。
ご注文はこちらをよくお読みの上、メールでお願いします。

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